こんにちは(‘◇’)ゞ
ナゴ鴨スタッフになって3ヶ月の新米スタッフてんちゃんです(=゚ω゚)ノ
日々学びながら楽しくお仕事をさせて頂いております(*’∀’人)*+

前回は自立についてブログを通して発信させていただきました(‘-‘。)

今回は自立に大きく関わる環境因子”について!!お伝えしていこうと思います(*゚▽゚*)

 

環境因子とは


”環境因子”
という言葉を耳にしたことはありますでしょうか???

私は福祉業界にいながら恥ずかしいことに、介護の学校で学ぶまで聞いたことがありませんでした( ;∀;)

グループホームで利用者さんと関わらせていただく上で、とても大切な内容である事であり、ナゴ鴨で今後も大切にしていきたい事なのでブログをご覧になって下さっている皆様とも共有出来たらと思います!!

環境因子とはICF(国際生活機能分類)の考え方での視点なのですがICFのお話はまたの機会にお話しますね(´ω`=´ω`)ノ 

さて、”環境因子”と言われると難しく聞こえてしまいますが、簡単に言うと、その人を取り巻く環境の背景のことです!

環境因子には大きく分けて3つの因子があります。

・物的因子とは
その人の住居環境や福祉用具

・人的因子とは
家族構成や、その人と関わりを持つ人

・社会的制度的因子とは
日本国憲法等の法律、医療保険、介護保険などの制度

これらが安定していないと利用者さんの生活の安定に繋がりません。利用者さんに限らず私たちも住み心地が悪い家だったり、会社仲間や友人との関係が上手くいかなかったり、受けられるはずの社会的制度が受けられなかったりすると日々の活動に支障をきたしてしまいますよね(/_・)

実はこれら3つとも、
私たちが携わらせて頂いているグループホームでの自立支援に関係してくるものであり、利用者さんの日々の活動を支える上でとても重要になってくるものなんです!!

環境因子に関わる支援

先ほど上げた3つの因子について、私たちが考えなければならない事を簡単にまとめてみました(*^-^*)

・物的因子
利用者さんが過ごしやすい住居環境を整える

・人的因子
利用者さん同士の関係性の配慮
世話人との信頼関係を築く

・社会的制度的因子
利用者さんが受ける事ができる訓練等給付や成年後見制度等の理解

上記についてこれから詳しくお話していこうと思います(´∀`)

物的因子に関わる支援


生きていく上で欠かせない日常生活動作である食事や入浴、睡眠、排泄等、
普段私たちが何気なく行っている活動ですが、これらを中々スムーズに行うことが出来ない利用者さんもいらっしゃいます。

食事が進まない方
入浴を拒む方
寝付けない方
トイレが間に合わない

このような様々な悩みを抱えて生活をされている方がいらっしゃいます。

私たちにできる支援とは何か!と、考えた時に「自分だったらどうかな?」と考えてみます。

食卓、浴室、脱衣所、寝室となる居室、トイレ、もしこれらが汚かったり、使いにくさを感じたりしたら、活動する気が起きないですよね。(>_<)

私たちと同じように利用者さん一人一人、今まで生活されていた環境、慣れ親しんだ環境があります。共同生活の中で一人一人全ての環境を叶える事は事実上難しい事もありますが、利用者さんが安心して生活ができる住居環境を整えることが、世話人の仕事です!

ご家族やご本人からの情報収集、利用者さんが日中利用している作業所やデイサービスとの連携を行いながら快適な環境を整える事で、日常生活動作の自立に繋がっていきます(*’‐’*)♪

人的因子に関わる支援


こちらは前回のブログにてお話させていただいた
コミュニケーションの大切さが主になります(*ゝω・)ノ

まずは利用者さん同士の関係性です。人間誰しも合う合わないがある中で、グループホームでは皆さん赤の他人と共同生活を送られています。そんな中で生活をしているとやはり、利用者さんへの苦手意識や不満がでてきてしまいます。それにより日常生活動作が上手く出来なくなってしまう方が出てきてしまうのも事実です(´・ω・`)

ではどのように改善するのか??

こちらで支援できることは、お食事の提供時間をずらす等の共同スペースの利用時間の調整や、世話人が会話に入り、コミュニケーションを図ることで苦手意識のある方だけとの会話ではなく、全体での会話に運ぶ事です。

その情報を得るためにも普段からのコミュニケーションの中で信頼関係を築く事が大切になってきます(^―^* )
悩みや不安を抱え込んだまま生活を送っていくと日常生活動作が上手く出来ず自立への道は程遠いものとなってしまいます。(´;д;`)

日々、自立に向けて励んでいらっしゃる利用者さんに、どれだけ寄り添った支援をし、情報を聞きだし反映させていけるかが、利用者さんとの信頼関係、利用者さんの自立への一歩と考えています\(^▽^@)ノ

社会的制度的因子に関わる支援


こちらに関しては、世話人が直接管理している訳ではなく、
利用者さんが手続きを行い受けている国の制度です。

ではなぜ世話人に関係があると言えるのか。
まずは、様々な制度があることを、利用者さんやご家族に情報提供するためです!

福祉施設を利用するにあたって、どのようなサービスや補助、給付金があるか等を知らない方がいらっしゃいます。相談支援員さんから情報を得ている方や、調べられて情報をご存知の方もいらっしゃいますが、何も分からない状態で先ず施設見学にこられるご家族には安心して福祉サービスを受けられるよう情報を提供する事が必要です。

情報を提供し、ご家族に寄り添うことで信頼にも繋がっていきます(*゚▽゚*)

大切な家族を預ける施設は、少しでも安心して預けられる施設の方がいいですよね(*´ω`*)そして時には、利用者さんから相談を受けることもあります(^^*)その際、もちろん専門機関への相談を促すことも大切ですが一緒に悩んだり、適切な助言をすることで、信頼関係にも繋がっていきます。そして、利用者さんの社会的制度的因子があるということは国からの補助金や給付金が発生しているという事を忘れてはいけません。

せっかくの制度を世話人が無駄にしてはいけません。

利用者さんの自立を応援するためにも、利用者さんがどのような制度を必要としていて、利用しているかを知る必要があると考えます(‘― ‘ *)

最後に、”環境因子”と一言で言っても様々な背景があり、利用者さんの自立を支援する上で大切な要素である事少しでも共有できたら幸いです(人´∀`)ナゴ鴨では利用者さんや世話人一同の環境因子を大切にしながらよりよいグループホームを築き上げていっている真っ只中ですヾ(*´∀`*)ノ゛


笑顔溢れるナゴ鴨のグループホームに
少しでも興味、関心を持っていただけると嬉しく思います!!随時、見学も心よりお待ちしておりますのでお気軽にお問い合わせくださいっv(*´>ω<`*)v