こんにちは(‘◇’)ゞ
YouTubeのナゴ鴨チャンネルについに出演を果たしたてんちゃんです(=゚ω゚)ノ
コロナ太り(+8kg)が目に見えるのでお恥ずかしいですが…
是非見てみてください/(^o^)\笑笑

 

さて、今回ですが!!!Σ(・□・ )

前回の記事で名称だけ触れた
ICF(国際生活機能分類)について

簡単に説明しながら支援についてお話していこうと思います(σ・∀・)σ!!

ICF(国際生活機能分類)とは


ずばり、、、
生きるための全体像!!! を提言しています(・∀・)

そして大事なのがここ!!!

出来ることや、その人のプラス面に着目する

というところです。

 

ICF(国際生活機能分類)が発足される前は

ICIDH(国際障害分類)という、

できないこと、マイナス面を中心に考える

例えば 

【利き手が右手なのに右手が麻痺しちゃったら、
手が使えないよね〜。
だから日常生活も社会生活も不利だよね〜。】

といったようなマイナスの一方通行な考え方をされていました。

 

ですが、考え方は大きく変わり2001年に改訂され

ICF(国際生活機能分類)
生まれ変わりました( ・∇・)

 

ICF(国際生活機能分類)の考え方になったことによって、
どう変わったのか。先ほどの例を使って考えます(*’‐’*)♪

【利き手の右手が麻痺してしまったけど、左手がある!!
左手を訓練すれば、日常生活をこなせたり、
社会生活も参加できるようになる!!!】

という、ネガティブ思考からポジティブ思考に大きく変わりました(*゚▽゚*)


例に上げたのは
身体障害(利き手である右手の麻痺)ですが、

知的障害、精神障害でも同じように

出来ることに着目した支援
していきます(*^-^*)

 

○○だからできない!ではなく

□□によって○○の面をフォローし可能にする!

 

といった、
プラスの中に「障害」を位置づけた考え方なんです(-^〇^-)

 

ではこのICF(国際生活機能分類)の考え方ですが、

知的障害者や精神障害者の方が入居している

たろちゃんちでは、世話人はどのような支援を

障害者の方々に行えばいいのでしょうか(゜゜)(。。)

 

たろちゃんちでの
ICF(国際生活機能分類)に因んだ支援


障害者グループホームでの支援の中で自立を応援している私たちにとって

ICF(国際生活機能分類)の考え方は
非常に大切ですっ(。・_・。)ゞ

 

「生活機能」とありますが、
そもそも生活機能とはなに?
ということを知っておかなくてはなりません。

 

生活機能には3つのレベルがあり

心身機能、身体構造
活動(できる能力 している能力)
参加(家庭生活や社会の中で役割を果たすための機能)

があります。

これら3つの機能は単独で存在しているのではなく

相互に影響を与え合うものなんです(。・_・。)ノ

 

活動の面での支援では、

親切と思って行った支援、お手伝いが

利用者さんの
「できる能力」を奪ってしまうケースもあります。

・お箸やコップ、お茶の準備
・食器の片付け
・お風呂の湯張り
・薬カレンダーへの薬のセッティング

等、例を上げだしたらキリがないですが

このような日常生活動作は

世話人が全てやってしまう事ができますが

世話人が利用者さんの
「できる」を奪ってしまうことにより

活動の幅を制限してしまいます。

 

自身でできる事は自身で行っていただく。

冷たいと思われる方もいるかもしれませんが…
これも
利用者さんのためを思った自立へ導く大切な支援なのです0(>_<)0

 

ですが、できる能力があるのに行動に移すのが苦手な障害者さんもいます

そのような方の活動向上訓練を行うのも世話人の役目です。

できる能力と、している能力の差を縮める
する活動へ導く

一人一人のペースを守りながら
少しずつ前進できるよう

声掛けを行ったり、
一緒に活動を行ったりと

その人に合った支援を
行うことを心掛けています。

 

自身で行う事や、できる事が増えると、

そのために身体を動かし

社会生活への自信に繋がる為、

生活機能は相互に影響を与えるといえます(‘-‘。)

 

参加の面での支援では、

朝、就労支援施設やデイサービスへ送り出すこと
施設でイベントを催し、参加していただくこと
グループホームでの生活の中で何か自分の役割を見つけ実行すること

等、利用者さんが社会から孤立してしまわないよう支援しています。

 

社会生活への意欲を引き出すことや、意欲の維持をする事により

「できる」を増やしたいという、活動への刺激にもつながります(^O^)

 

そして体調不良では活動にも参加にも悪影響がでてしまうので

体調管理を促し、生活機能をしっかりと支えるのも世話人の役目です(*ゝω・)ノ

 

すごくざっくりではありますが、

ICF(国際生活機能分類)考え方を

取り入れた支援について

少しでもご理解を頂けると幸いです(*´ω`人´∀`*)

 

今後もナゴ鴨では、
障害者さんの可能性を大切にした支援を心掛け、
自立へのお手伝いを行っていきます(^◇^)/

そして、利用者さんの自立へのステップアップを応援しています(*‘▽’)

 

少しでも興味を抱いて下さった方、

見学体験宿泊
随時お待ちしております
(ノ*゜▽゜*)

どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいっ♪(*´∇`)

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