「障がい者グループホームに入居すると、毎日どのように生活するの?」

初めてグループホームを検討するご本人・ご家族にとって、気になることの一つではないでしょうか。

朝は何時に起きるのか、食事はどうするのか、日中はどこで過ごすのか、お風呂や洗濯は自分でするのか、夜に困ったときはどうするのか。ホームページで居室の写真を見ただけでは、実際の暮らしはなかなか想像できません。

障がい者グループホームは、単に「寝泊まりする場所」ではありません。共同生活援助という障害福祉サービスとして、相談や必要な日常生活上の援助を受けながら地域で暮らす住まいです。

名古屋市周辺で障がい者グループホームを運営するたろちゃんちも、ご本人が安心して生活しながら、その人らしい暮らしと自立を目指せる場所であることを大切にしています。

ここからは、一日のモデルケースを交えながら、障がい者グループホームでの生活を具体的に紹介します。

障がい者グループホームではどんな生活をする?まず知っておきたいこと

障がい者グループホームでの一日の生活について本人と家族が相談する様子

障がい者グループホームでの生活について、「施設のように全員が同じ時間割で生活するのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、グループホームは**一人ひとりが生活する「住まい」**です。

制度上も共同生活援助は、共同生活を営む住居で、相談や入浴・食事などの介護、その他の必要な日常生活上の援助を行うサービスとされています。

そのため、基本的な生活上のルールはありますが、一日の過ごし方は全員がまったく同じというわけではありません。

例えば、平日の日中に就労継続支援B型へ通う方、生活介護を利用する方、一般企業へ勤務する方などによって、起床時間やホームを出る時間、帰宅時間は変わります。

休日も、自室でゆっくり過ごしたい方もいれば、買い物へ出かけたり、趣味を楽しんだりする方もいます。

だからこそ、ご家族がグループホームを探す際には、建物や居室だけを見るのではなく、**「本人がここでどのような毎日を送ることになるのか」**を考えることが重要です。

食事はどうするのか。洗濯や掃除はどこまで自分で行うのか。困ったときは誰に相談するのか。夜間に不安になった場合はどうするのか。

現在ご家族が行っている支援を書き出してみると、確認すべきことが見つけやすくなります。

特に将来、親元を離れて生活することを考えている場合、「一人で全部できるようになってからグループホームへ」と考える必要はありません。

必要な支援を受けながら、できることを少しずつ増やしていくという選択肢があります。

たろちゃんちは、障がいのある方が安心して暮らすことと、その人らしい自立を目指すことの両方を大切にしています。

まずは「入居できるか」だけでなく、「ここでどんな生活を送れそうか」という視点でグループホームを見てみてください。

朝から夜までどう過ごす?たろちゃんちの一日の流れをモデルケースで紹介

ここでは、たろちゃんちで生活する場合をイメージしやすいように、平日の一日の流れをモデルケースとして紹介します。実際の時間や過ごし方は、ご本人の通所先や生活状況などによって異なります。

障がい者グループホームたろちゃんちの一日の生活スケジュール

生活を「してもらう」のではなく「できることを増やす」ための支援

障がい者グループホームでスタッフと家事に取り組み自立を目指す利用者

たろちゃんちが生活支援で大切にしているのは、**「できないことをすべて代わりに行う」のではなく、「できることを増やすために支える」**という考え方です。

例えば、洗濯が苦手な方がいたとします。

スタッフが毎回すべて洗濯してしまえば、その日の生活はスムーズかもしれません。しかし、それだけでは本人が洗濯を経験する機会が少なくなってしまいます。

そこで、洗濯物を集める、洗濯機へ入れる、洗剤を量る、ボタンを押す、干す、取り込む、たたむというように工程を分けて考えます。

「ボタンを押すところはできる」「一緒なら干せる」など、本人ができる部分から取り組むことができます。

掃除や身支度、生活リズムづくり、コミュニケーションについても考え方は同じです。

昨日できなかったことが、声かけがあればできるようになる。やがて声かけがなくてもできるようになる。

そうした小さな経験の積み重ねが、本人の自信や将来の生活につながっていきます。

一方で、たろちゃんちが考える自立とは、「何でも一人でできること」ではありません。

困ったときに「手伝ってください」と言えること。不安なときにスタッフへ相談できること。自分の希望を相手に伝えられること。

必要なときに周囲の力を借りながら、自分らしい生活を続けていくことも大切な自立です。

そのため、たろちゃんちでは生活リズム、家事、コミュニケーションなどについて、一人ひとりの状態や目標に合わせて支援を考えます。

厚生労働省も共同生活援助を、相談や日常生活上の援助を行うサービスと位置づけています。

「うちの子の場合は、どこまで自分でできるだろう?」

そう感じるご家族も、最初から答えを出す必要はありません。

たろちゃんちでは見学・相談を受け付けています。現在ご家族が行っている支援や、ご本人ができること・苦手なことをお聞きしながら、どのような暮らしができるのか一緒に考えます。

休日はどう過ごす?見学・体験から入居後の暮らしをイメージしよう

障がい者グループホームの居室やリビングで休日を過ごす利用者の様子

グループホームでの生活を考えるときは、平日だけでなく休日をどう過ごすのかも大切です。

休日は、自室でゆっくりしたり、テレビを見たり、趣味を楽しんだり、買い物などへ出かけたりと、ご本人に合った過ごし方があります。

「共同生活だから常に他の人と一緒」というわけではなく、自分の居室で過ごす時間も生活の一部です。

名古屋市もグループホームについて、利用者にとって単に住む場所ではなく、地域の中で人と関わりながら自分らしく生活する大切な場所としています。

入居を検討する際には、ホームページを見るだけでなく、実際に見学してみることをおすすめします。

居室の広さや設備だけではなく、リビングの雰囲気、スタッフとの関わり方、食事、生活上のルールなどを確認すると、「ここで暮らす自分」をイメージしやすくなります。

さらに、体験利用が可能な場合は、実際に宿泊してみることで、夕食後の時間や入浴、夜間、翌朝など、見学だけでは分からない生活も確認できます。

たろちゃんちへの入居を検討される場合も、まずはお問い合わせいただき、ご本人やご家族のお話を伺います。その後、見学や必要な調整を行いながら今後の暮らしを考えていきます。

「まず施設の雰囲気を見たい」「本人に合う生活環境なのか相談したい」「体験利用について知りたい」という段階でも大丈夫です。見学・相談から、実際の暮らしを確認してみてください。

その人らしい毎日が、安心できる未来につながる

障がい者グループホームで自分らしい将来の暮らしを考える本人と家族

グループホームで始まるのは、特別な生活ではなくその人自身の毎日です。たろちゃんちは、安心できる暮らしの中で、一人ひとりのできることや可能性を大切にします。将来の生活に不安がある方も、一人で抱えず、まずは見学・相談から一緒に考えてみませんか。